歯科領域イノベーションの立役者。「CMO」の後任を募集します!

 
 

新規参入が少ない歯科業界にはイノベーション余地が大きい

西澤さんの現在のお仕事は?

株式会社グローマスの取締役として、マーケティング領域のディレクションや営業企画、新規事業の事業責任者や、自社コンテンツメディアの編集統括などを担当しております。後述しますが、私が創業期に入社している古参社員ということとマネジメントクラスの人数がまだ足りていないこともあり、結果的に複数の業務にまたがる兼務状態になってきてますね。

当社は、2014年に創業したベンチャーで、現在は主に歯科向けのキャリア事業(人材紹介、求人広告、採用代行)や経営支援事業(歯科医院のコンサルティング、事務代行、労務支援、育成支援)をおこなっております。歯科医院が採用する人材は、歯科医や歯科衛生士だけでなく、歯科助手や看護師、保育士や栄養士など様々。これらの職種を対象にした人材紹介会社は他にもありますが、当社のように「歯科専業」でやっている会社は少なく、専門性の高いキャリアサポートやコンサルティングを差別化ポイントとしております。

50兆円を超える巨大マーケットの医療・介護ビジネス全体と比較すると、歯科領域は3~4兆円と市場規模が小さく、新規参入企業が多いとは言えません。だからこそ、多くの業界で起こっている「IT化」「業務効率化」等のイノベーションの余地がまだまだあると考えており、実際かなり遅れております。

とはいえ、昔ながらの特有の考え方や商習慣がある歯科業界に、他業界の取り組みやサービスをやみくもに横展開しても受け入れられないので、まずは喫緊の課題になり易いキャリア領域から業界に入り込み、そこを起点に他の課題解決にも事業を拡げていく進め方を取っています。

歯科を多くの人にとってより身近に感じてもらえる状態を目指す。

社内でのミーティング

現在のお仕事の楽しいところはどこですか?

歯科領域を基軸に、新しいビジネスモデルを考えていくことは楽しいですね。

例えば、日本の歯科医院のうち半分くらいは50歳以上の男性歯科医が経営しており、直近で事業承継が大きな課題になってきます。一方で、高齢者を中心に、口の中の細菌が水や食べ物と一緒に気管内に侵入してしまうことが原因で発生する誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)が増えてきており、その予防として口腔ケアのために在宅や老人施設へ歯科医師や歯科衛生士が定期的に出向き治療をする「訪問歯科診療」が注目されてきております。この「訪問歯科診療」は、歯科医院の所在地から半径16キロ以内しか診られないという決まりがあるため、事業承継の候補となる歯科医院を拠点活用し、「訪問歯科診療」の可能範囲を拡げていく展開が可能です。弊社は歯科医院の情報網を多くもっているため、この支援をすることができます。

上記はあくまで一例ですが、他にも歯科業界での当たり前を脱却して、歯科業界全体の地位向上ができたらなと考えています。栄養士が主導になって「食育」の分野で歯科医院が関わていくサービスや、数ヶ月に1回歯科衛生士さんのところに通い歯のクリーニングに通うサービスなど。多くの人にとっての歯科医院をより身近に感じ、活用していく道はまだまだあるかと思っております。

今はまだグローマスは「人材紹介や求人サービスの会社」として歯科業界から認知されている状態ですが、今後は、グローマスにとりあえず相談すると何でも解決につながる、という存在として想起をされることを目指していきたいですね。

創業期のグローマスに3番目社員として入社

リクルート勤務時代の西澤さん(前列左端)

グローマス入社した経緯を教えてください。

大学卒業後にタカラベルモントに入社し歯科機器の営業に従事していました。大学時代から医療系に興味があり、その点では希望通りの仕事ではあったのですが、商品の特性上1回購入すると7~8年はリプレイスが発生しないため、営業活動から受注までの足がとにかく長い。自分の頑張りがもっと早期に自身の成果に直結する営業の仕事がしたいと考え、リクルートへ転職。埼玉で飲食店向けの集客広告媒体であるホットペッパーの営業として飛び込み営業をしていました。

リクルートでは全社表彰を受け、次のステップとして上位職になるだろうと周りには思われていたような気がします。ですが、出せた成果が自分の力というよりも、リクルートの看板や、ホットペッパーというサービスの力によるところが大きいのでは、という考えが拭いきれなかったことと、やはり医療領域に再度関わっていきたいという思いから、株式会社エス・エム・エスに転職しました。

エス・エム・エスには、看護師向けの人材紹介コンサルタント職として入社しましたが、間もなく、病院向けの新規営業部隊の立ち上げを担当することになり、後に新卒看護師採用媒体であるナース専科、中途の人材紹介事業などを含めた採用ソリューション営業の機能を持つ法人営業部の立ち上げに関わり、2年目に全社の年間MVPに。

グローマス社長の海田とは、エス・エム・エスの入社同期。海田は人事だったので一緒に仕事で関わったことはほとんどなく、休憩室で会えば話す程度の関係でしたね。そんな海田が一足先にエス・エム・エスを卒業し、現在のグローマスの前身の会社を設立。辞める直前に1回飲みに行き、それがきっかけでその後も定期的にオフィスに行って事業のアドバイスなどをしていたのですが、ある日「いっそのことうちで一緒にやりましょうよ!」という軽いノリで巻き込まれ(笑)グローマスの3番目の社員として入社しました。

歯科業界出身者も多く在籍

 どんなメンバーと一緒に働いていますか?

私が管轄してるメディアプロモーション(MP)事業部は6名のメンバーがいて、主に自社メディアのコンテンツ制作・編集に携わってもらっています。うち2名は元々歯科業界従事者のため、専門的なコンテンツの作成を可能です。

MP事業部以外の部署では、外資系コンサルティングファーム出身、メガベンチャー出身、日系大手企業出身、新卒、歯科従事者など、バックグラウンドはさまざまです。年齢層は23歳~38歳で、平均すると29~30歳くらいですかね。

集客のためのリスティングなどは、エス・エム・エスで以前同僚だった人に業務委託で週に何度か来てもらい、私がディレクションや企画をしながら回しております。元同僚でもあり気心もしれているのですが、今後の弊社の拡大や2021年(目標)のIPOを見据えた際には、きちんとマーケティング領域の専門性を持っている人を常勤で入れていきたいというのが今回の背景です。

事業の多角化フェーズにおいて必要性が増したCMOポジション

後任さんに期待することは?

私が兼務している、マーケティング領域の業務を後任の方へ移管し、CMO候補としてお招きしたいと考えております。キャリアビジネスの求職者集客だけでなく、今後弊社の新規事業が生まれていく中で考えていかなければいけない領域もどんどん増えていく予定のため、マーケティングの観点から新しく事業を一緒に創っていけることにやりがいを感じていただける方だと嬉しいなと思っております。

入社後はまずは現在の集客運用や改善提案、PDCA体制の構築から入っていただき、その後はコンテンツ編集部隊に対しても(SEO改善の観点を含め)マネジメントに関わって欲しいと考えております。また、今後も複数のメディア立ち上げを予定しており、その際のディレクションもお願いしたいと思っています。

リスティングの運用経験と、SEOの知見はある程度持っていて欲しいところではありますが、関わってきていた領域は不問です。そもそも、歯科領域のマーケに関わっていた人は世の中にほとんどいないので、分からない部分は勉強しながらキャッチアップできる向上心のある方ですと幸いです。

弊社のマーケティングを自分の色に染めてください

コーポレートキャラクター「グロます君」

最後にお伝えしたいことは?

これまで、グローマスでは営業メンバー中心の採用だったため、マーケティングのポジションで外部人材を採用するのは初めてです。そのため、何かの色に染まっている、既存の確立したやり方がある、ということはありません(それが課題でもあるのですが・・・)

勿論成果を求めながらではありますが、自分自身の経験や知識、日々のインプットを踏まえ、新しいマーケティング業務や組織作りに携わることができるポジションであると思っております。

キャリア事業での基盤があり、新規事業も複数生まれていくフェーズならではのやりがいと達成感があるかと思います。少しでも興味があれば、是非一度オフィスに遊びに来ていただけると嬉しいです。

取材後記:森

弊社の後任さんお問い合わせページからご連絡をいただいた同社。インタビュー記事でエス・エム・エス出身の方が複数件掲載されていたことからの口コミ経由きっかけでした。

歯科業界でのビジネスは、西澤さんも仰っていたように医療・介護業界と比較すると確かに市場規模としては小さいものの、専業でやっている会社は少なくIT化も遅れているので、ビジネスチャンスは大きくあると思います。歯科医院自体の数は2020年頃までは増えると言われており、供給過多が続いていく中において、今後歯科経営においては、患者集めのためのマーケティング活動や、診療以外のサービス開発が重要になってきます。

現在のキャリア事業やコンサルティング事業をベースに、今後様々なサービス開発を進めていくグローマス社において、マーケティング責任者の重要性はとても高いです。
※個人的には、「グロます君」の知名度をもっと上げていって欲しい。笑