専門家の活用によりもっと高められる提供価値。「事業推進責任者」の後任を募集します!

 
 

国内弁護士の3人に1人以上が登録しているポータルサイトを展開

渡邊さんの現在のお仕事は?

弁護士ドットコム株式会社の取締役として、会社の弁護士向け事業を担当しています。

当社は、2005年に設立され、「専門家をもっと身近に」という理念の実現へ向けて、法律相談や弁護士検索ができるポータルサイト「弁護士ドットコム」や、税務相談や税理士検索ができるポータルサイト「税理士ドットコム」といったWEBメディアを運営しております。また、最近では「法律(Legal)」×「IT(情報技術)」のLegal Techへの展開も進めており、第一弾として、日本初のWeb完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」が順調に成長しております。

今後の展開としては、弁護士や税理士の領域で培った専門家CGMメディアの運営ノウハウを、他の専門家も「もっと身近に」するための横展開を目指しています。また、既に関わっている専門家領域においては、提供価値をより大きくしていくための、新サービスの開発や既存サービスの充実化も同時並行で進めていきます。

2014年に東証マザーズ上場。サイトの改善や集客にも投資し、弁護士ドットコムの登録弁護士数は14,000人を突破して国内弁護士の3人に1人以上にご登録いただき、1,000万人以上の月間ユニークユーザーに利用されるプラットフォームに成長しました。

弁護士を取り巻く環境の変革期で市場を切り開いていく日々

ミーティング中の渡邊さん

現在のお仕事の楽しいところはどこですか?

既存市場のシェアの奪い合いではなく、市場を創っていくことが楽しさであり、やりがいだと思っております。

ご存じの方は少ないかと思いますが、弁護士業界は2000年までは広告を出すことは勿論、ホームページを持つことさえ禁止されていました。現在でこそ、弁護士がインターネット上に掲出されることで、一般市民の方が弁護士に相談することは少しずつ身近にはなってきましたが、それでも「この分野に強い弁護士は誰なのか」が分からず、最適な弁護士への相談機会を逸してしまうことは少なくありません。専門家の情報をもっと知られるようにし、専門家の叡智を一般市民が活用できる社会を実現することを目指してサービス展開してきたのが当社でした。

当社の創業者でもあり現会長の元榮(もとえ)は、自分自身が弁護士であり、現在も弁護士事務所を経営していることもあり、弁護士業界の歴史的な背景や規制の意義を理解しつつ、弁護士会と共によりよい司法サービスが提供される世の中を創っていくというスタンスを取っています。「よりよいサービスを創り出す」ことに注力し、マネタイズを急がなかったこともあって、創業後8年間(2005年~2013年)は赤字の状態。

私が入社したのは赤字期間の最終年度の2012年で、収益化をミッションとする1人目の営業として入社しました。当時は弁護士ドットコムも月間ユニークユーザー数100万人に満たない状態ではあったので、営業としては苦労しましたね(笑)バナー広告やタイアップ広告、メールマガジン広告などを自ら企画し、提案資料作成をして、営業して、取材や制作、納品やフォローなどをほぼ1人で回している日々が続きました。

その後、経験豊富なアドバイザーの方々が経営に参画してくれことや、自分たちならではの価値提供の方向性なども固まったこと、営業メンバーも増え、現在のビジネスモデルに近いものが2013年にはできていました。思い返すと、市場を切り開いていった日々といえば聞こえはよいですが、手探りの連続で、対応できるキャパシティにも限界があり、あの頃は本当に充実しつつも苦しかったです・・・。

過去の部下との再会で「自分もチャレンジをしなければ・・」と痛感

弁護士ドットコムに入社した経緯を教えてください。

ちょうどキャリアの迫間で創業者の現会長である元榮に誘われ、会社の社会性と事業の可能性に惹かれて入社しました。

当時の私は、2社のベンチャー企業で新規事業立ち上げや拠点立ち上げなどを経験した後に、IoTの要素技術を持つベンチャー企業にいたのですが、自分が一番年下という環境で、上司先輩にかわいがって貰いながらITのエンタープライズと呼ばれる領域での営業を勉強させてもらっている状況でした。その直近4年ほどは、若いベンチャーで事業責任者や拠点責任者を務めてきて、いわゆる「寝食を忘れて」という環境で仕事をしてきていたので久しぶりに安息のようなものを感じながら働いていました。

そんな時、街で前職の部下に会ったのですが、当時事業部長をしていた私が未経験で採用した若い彼が、事業部長となってチャレンジングな環境でイキイキ仕事をしている姿を見て眩しかったんです。「自分はまだ31歳と若いのにそんなゆとりある環境でぬくぬくと仕事をしていていいのか?」と悶々としていました。

そんな時、過去に自分がERPの営業および導入でお世話になった元榮から、「弁護士ドットコム(当時はオーセンスグループ)という会社で上場も視野に、国民的なサービスを展開する企業に成長していきたい。一緒にやらないか?」と声をかけてもらったのです。

事業として成功出来るかもまだわかりませんでしたが、社会課題の解決に直結する社会的意義のある事業である点と、プラットフォーム型のビジネスになり得る可能性に惹かれて、チャレンジしたいと思い入社を決意しました。

個々のスペシャリティを持った尊敬できる仲間

目標達成をしたメンバーとの表彰後写真(写真左端)

 どんなメンバーと一緒に働いていますか?

雑な言い方で恐縮ですが、「いいヤツと凄いヤツ」の集合体が当社です。エンジニアもデザイナーも、グロースハッカーもマーケッターも、編集も管理部も営業も、特筆すべきスキル・能力を持っていると思いますし、またこれは当社の経営理念・事業にも起因していると思いますが、モラルを含めた人格的にも素敵なメンバーに恵まれていると思います。自身の強みを軸に、きちんと自分の意見を持って、建設的に議論できる人が多いですね。

私自身がこれまで「誰と一緒に働くか」の重要度が非常に高かったのですが、当社の一緒に働いている仲間はとても尊敬できますし、信頼もしています。

事業推進責任者の設置により事業の種を開花させていきたい

後任さんに期待することは?

私が兼務で携わっている事業推進責任者を後任の方へ移管したいと考えております。事業の種は既にいくつかあり、専門家向けにより深く価値提供をしていくサービスに関しては、既に走り始めているものもあります。ただ、十分な市場調査や商品戦略を元にサービス開発ができているかというとそこまでではないのが現状です。正直、私を含めた役員陣の経験と嗅覚により意思決定が多く、この状況は打破する必要があると思っています。

そのため、本ポジションの後任さんには、まずは既存事業の数値管理やKPIの設計、リカバリー施策の立案や推進などに関わっていただき、その後は新規事業の市場調査や競合分析、アライアンス先の選定や交渉、その他新規事業開発に辺り必要な一連の業務にまで幅を拡げてお任せしたいと思います。尚、まずは私の直轄になりますので、逐一フォローしていきますのでご安心ください。

現在想定しているサービス例は下記です。
・弁護士向け教育コンテンツ事業
・弁護士向け業務支援Saasアプリケーション事業
・電話/オンライン秘書サービス
・法律書籍流通プラットフォーム事業
・弁護士費用保険事業
等。
調査を進めていく中で、他にも色々なサービス案が出てくるかと思っていますので、是非ローンチからその後のスケールへ向けて、一緒に事業を創っていければと表降ります。

プラットフォームを基盤としたビジネス開発の面白さ

社内部活動のバスケ部メンバーと(写真前列左端)

最後にお伝えしたいことは?

人によっては、当社の事業領域を「馴染みが薄い」ものと感じる人もいるでしょうし、母体となるプラットフォームがあるが故に「事業開発の幅が狭い」と感じる人もいるのではないかと思います。

ただ、弁護士を初めとした専門家についてや、法律×ITのLegal Techの分野については、何か親和性がある人の方が稀で、入社時点では特別な志望理由は必要ないかなと思っています(入社した後に徐々に共感してくれれば)。それよりも重要なのは、プラットフォームビジネスへの興味の方です。毎日、専門家や、一般ユーザーによる大量のデータが交錯するメディアを複数保有しているので、これらをいかに活用し、事業へつなげていくことができるか。その種が豊富にあるという点が、事業開発をしていく上で、とても価値が高いのでは、という点に関心をお持ちいただけると、面白いかと思っております。

まだまだ当社ができる価値提供はたくさんありますので、弁護士ドットコムの事業の幅を拡げていくことに一役かってくださる方、是非オフィスに遊びに来てください。

取材後記:森

創業者の元榮(もとえ)さんの著作「弁護士ドットコム 困っている人を救う僕たちの挑戦」を3年前に読んだ時から気になっていた弁護士ドットコム社。この本を読んだ当時は、創業から8年間は基幹事業でマネタイズ出来ていなかったことを知り驚いたのですが、そこからのマネタイズ戦略やサービス拡大のキーパーソンとなっていたのが今回インタビューの渡邊さんでした。

事業領域や別のインタビュー記事の内容から、お会いする前は渡邊さんを少し固めの人と勝手に想像していたのですが(笑)実際はとても話しやすく、ウィットな冗談も挟みつつ、記事内容にも書き切れなかったお話も沢山お伺いできたインタビューとなりました。

弁護士ドットコムの中には、これから大きくしていきたい事業の種がいくつもあり、それらの実現に向けて大きな推進役となれるのが今回のポジション。母体となる強固なプラットフォームを持ちながら事業推進ができる環境はとても魅力的で希少だと思います。