人事のプロとして医療業界を変える。「HRコンサルタント」の後任を募集します!

医療の「人」を解決する「人事のプロ」

大楠さんの現在のお仕事は?

エムスリードクターサポートは医療機関の経営支援を手がけており、その中でも医療機関における
人事領域全般を担う人事部門を管掌しています。
メンバー6名と共に、今一番パワーを注いでいるのが、支援先の医療機関で活躍いただく医療職人材(医師、看護師、コメディカルスタッフ)の採用から定着までの企画、実行推進です。

採用に関しては、転職エージェント経由の採用を中心に、求人メディア、リファラル採用などに取り組んでおり、定着については、入職後ギャップの解消や人事制度づくり、産休育休等の働き方改革など手掛ける範囲は多岐に渡ります。

「命を扱う究極のサービス業」である医療業界では採用・定着する「人」の質・数が非常に重要なので、ものすごいバリューのある仕事だと実感しています。
医療機関の採用〜定着以外にも、医療機関向けのHRサービスを新規事業で立ち上げようとしているところです。

 

リクルートの人事・採用マネージャーから医療業界へ

エムスリードクターサポートに入社した経緯を教えてください。

学生時代は、ファイナンシャルプランナー事務所の立上げ・運営や就活生向けの事業を行っていて、新卒では何社か内定をいただいていましたが、若いうちは一番きつい会社がいいだろうとリクルートへの入社を決めました。

リクルート時代の大楠さん(後列左から2番目)

実際、色々ときついことは多かったんですが、なかでも一番大変だったのは、営業や企画職を経て入社6年目で初めてマネージャーになった時。仕事が全くうまくいかず、人には言えないレベルでしんどかったですね。毎日、鼻血が出たりして(笑)。

当時の上司に相談したところ、
「スキルとか知識の前に人をわかろうとしていない」
「人の感情や人の動かし方、組織を率いることやマネジメント、これまでバカにしてきたであろうことが全くできていない」
と言われて。
最初はわからなかったのですが、よくよく考えると、できないところ、うまくいかないところは全部「人」だなぁと。

そこで、「人」の部分に向き合おうと決め、当時の社長にも話したところ、本気でやるならと、ファーストリテイリング社の人事へ出向させてもらえることになりました。

1年半、死に物狂いで働いて、その後はリクルートキャリアの人事マネージャー、3ヶ月後からは採用マネージャーや他のリクルートグループの人事も兼務しました。人事と採用の両方を任せてもらえたことで、HRは入り口から出口まで全て大事だということを身を持って経験できましたね。

リクルート時代の大楠さん②

この時期、「人」が面白いし「人」の領域で生きていこうと、キャリアの軸ができました。

そんな中、改めて、日本の中でHRのバリューを出した方がいいのはどこか?
と考えた時に、ファーストリテイリング社にいたこともあり、サービス業における「人」の重要性はよくわかっていて、サービス業の中でも日本で一番「人」に困っているのは「医療・介護」の領域だろうと。
ミスが許されない究極のサービス業で誇れる仕事をしようと、医療業界へ行くことを決めたのが、一昨年の5月ですね。

エムスリードクターサポートはたまたま縁があって誘っていただき、社長、役員とご飯を食べに行った際、言葉の端々から、本当に医療を変えようと腹を括っていることを感じられたので、他の会社は受けずに入社を決めました。

医療の「人」に携わる圧倒的な充実感

現在のお仕事の楽しいところはどこですか

採用できて、採用した人が活躍している時の充実感は圧倒的ですね!
そこは本当に面白いです。医療の世界で「人」が与えるインパクトはびっくりするほど大きいんです。自分がいい医師を採用すれば、病院の評判が地域に広がって、患者さんが増えるのが目に見えてわかります。

また、医療機関の方からも感謝いただけますね。現場はみんな人手に困っているので、訪問した際に「大楠さ~ん早く採用してね!」と看護師さんから声をかけられます。病院を歩いていて、現場の医療職の人からここまで期待されていることを実感したのは、リクルートでもファーストリテイリングでも味わえなかったので、初めての経験かもしれません。

医療機関の皆さんは、若い頃から命の現場で働かれている方々なのでタフな方が多く、尊敬できる方が多いです。感情で動かれる方が多いところは、リクルートにいた時と比べると大変ですけどね(笑)。

「人」の採用・定着がとても感謝される一方で、プレッシャーもあります。
予定通り一カ月後に医師を採用できないと外来が開けななくなってしまう、ということがリアルに起きます。すると、地域に住む足が悪いおばあちゃんが本来なら5分で来院できるはずが、介護タクシーで数千円払い30分かけて隣町の病院に行くしかなくなってしまう、といったことが実際に起こってしまうんです。

また、医療職は求人倍率が他業界よりも高いので、転職しようと思えばすぐにできてしまう。そうなると入職後定着の難易度も高くなります。いつも診察してくれる医師、お世話になっている看護師さんがいなくなってしまうと、一番影響を受けるのは患者さん。そのため、産休育休制度の整備など医療職の方の定着にむけた取り組みも待った無しです。
大変なこともありますが、毎日が本当に充実していますね。

驚きだった、スピード感と人事への理解

大手企業からベンチャー企業へ移ってギャップはありましたか?

いい意味でのギャップはありましたね。

中でも、一番驚いたのは決済のスピードです。

エムスリードクターサポートには現在、150名以上の社員がいますが、決済は1日
社長をはじめ経営層が人事の重要性をわかっているので、人事の話はその場で全部判断してくれます。私が役職者だからという話ではなく、メンバーが大事だと思ったら、すぐ社長に話して、すぐ数百万円の決済をもらったりする。ベンチャーはスピード感があるとは聞いていましたけど、ここまでの早さは驚きでしたね。

また、私がいる人事の組織も今年1年で10名以上増え、今期はさらに5名以上増やす予定です。それぐらい人事に人を割りあてることの大切さを経営もわかっている。
人事の重要性をここまで理解してくれている会社もあまりないかなと思います。
働き方の自由度もものすごく高い会社なので、全員正社員で雇用しているのですが、時短や在宅ワークも全然OKです。

全員未経験。だけど、プロフェッショナルなチーム

 

どんなメンバーと一緒に働いていますか?

チームメンバーの歓迎会

去年私が入社した時は、1名からのスタートでしたが、今は私を含めて7名のメンバーと働いていて、これから新たに1名メンバーが増える予定です。

20代から40代までバランスのとれた年齢構成で、女性は、病院の医局出身者に人材エージェント出身者、さらに看護師出身の方も新たに加わります。
男性はジョンソン・エンド・ジョンソンの営業課長経験者、公文の海外支社長経験者、リクルート出身で介護系の起業経験者、訪問歯科の経営経験者と全員、歩んできたキャリアも経験もバラバラです。さらに、私を含め全員「HR」×「医療」は未経験。

ただ、全員が医療業界における「人」の重要性を感じて、
「人事を勉強したい。」
「医療機関における人の悩みを解決したい」
といった思いでジョインしてくれています。
また、向上心も忘れずに、週1回「HR」×「医療」の勉強会を開催していますが、任意参加制にも関わらず、ほぼ全員参加(笑)。
社内会議には医師やインターン生も入り、共に議論しています。

そもそも人事、とくに採用担当を専任で置いている医療機関は一部の大病院を除いてほぼない業界。
そんな中、全員がプロフェッショナリズムを発揮してくれて、現場の医療機関を巻き込みながら、一緒になってノウハウやケーパビリティーを作っている最中ですね。

一緒にチームで戦い、一緒にチームを作っていきたい

後任さんに期待することは?

お任せしたいことは、私が担っている医療機関のHRコンサルタント業務です。
ただ、マネジメントに長けている、人事企画に挑戦したいなどあれば、担っていただく役割は相談しながら決めていければと思っています。

期待することとしては、チームで戦うことを大事にすることですね。
横のつながりを大事にしたり、お互いにお節介であったり、組織を明るくしたり、そういう人とチームを作っていきたいなと思います。

「成長したい!」
「想いを持って働きたい!」
そういった希望に関しては、絶対に実現できるとお約束できます。

医療業界は成長を続けていて、人事はどの業界よりも重要で、会社も組織も大きくなっていて、これから先も伸びていくし、やりがいがあることも間違いありません。

ただ、採用難易度や定着難易度の高さ、日々忙しい医療職の方とのコミュニケーションなど酸いも甘いも泥臭さもある仕事なので、チームで戦う意識があるかどうかが一番大切だと思っています。

もちろん未経験でかまいませんし、期待することはそこだけかもしれないですね。

「人事」×「医療」で日本の未来にインパクトを与えたい!

オフィスでMTG中

最後にお伝えしたいことは?

医療の業界は、閉ざされている業界なので、周りから見てなかなかイメージがわかないことも多いと思います。
私も最初はわからなかったですし、入社直後はとても不安でした。
堅苦しくて面白くない業界なのかなぁって。
医療業界に飛び込んで1年経った今思うのは、この業界に一番必要な職種は間違いなく「人事」だということです。

医療介護業界は一番伸びている産業である一方で、一番遅れている産業でもあります。
そして、一番「人」に困っている産業です。
どの業界よりも「人」が大切で、「人事」が求められていることは間違いありません。
今後「医療介護」の人事のプロは世の中的にとても市場価値が高いと思います。

医療従事者に活き活きと働いてもらいたい。
日本の医療費を減らしたい。

この社会課題に対して、日本で成功させた人はまだ誰もいません。
もちろん、各病院などでの小さい成功事例はあります。
ただ、国をびっくりさせるレベルのインパクトは残せていないのが現状です。
税金で成り立っている日本の医療制度ですから、病院の人件費率を数%下げれば、ひいては国全体へのインパクトは数兆円に及びます。
誰もやっていないから大変ですし、登る壁は高いなと感じますが、だからこそチームで一緒に実現していきたいと思っています。

一緒に働けることを楽しみにしています。

取材後記:上林

リクルートで人事・採用マネージャーまでキャリアアップし、未経験の医療業界に飛び込んだ大楠さん。リクルート時代のお話を含め、終始穏やかにインタビューに答えていただきましたが、医療業界における「人事」の重要性に話が及ぶとぐわっと熱を帯びたのが印象的でした。
未経験歓迎の今回のポジションは、「人」に関わる仕事がしたい、社会的な意義を感じながら働きたい、HRに関わっているけれどなんとなくモヤモヤしている、そんな人にとって、情熱を込めて働ける仕事だと感じました。一緒に働くメンバーや会社の伸び代はもちろん、希少性の高いキャリア構築の観点でも、とても魅了的な環境だと思います。