事業のリアル感を持てる人事でありたい。「採用マネージャー」の後任を募集します!

 
 

9ヶ月前まで、全社の採用担当は自分1人

村樫(むらかし)さんの現在のお仕事は?

ユーザベースグループのカルチャーチームに属していて、グループ全体の採用を担当しています。
今年(2018年)の1月までは、採用という役割を専属で担っているのは全社で私1人だけで、3年で200名弱の採用を行いました。

・各事業責任者に、採用の計画や、募集背景、具体的な仕事内容、やりがいを聞き、JDに落とし込むこと。
・仕事内容や事業課題を踏まえてターゲットやペルソナを立てること。
・対象に向けた訴求メッセージを考え、パートナー企業へ共有したり、候補者へダイレクトにスカウトメールを届けること。
・候補者との日程調整やクロージングのフォロー 等々
それら全てにこだわりと責任を持ってやっていたので、かなり大変でしたね(笑)

今年の1月以降は、採用に関わるメンバーも増え、体制が拡充されました。そのため、これまでの業務内容や採用の方法を体系化をして伝えていくことも出来るようになり、採用をチームとして推進できていることは大きな変化でした。現在は、各事業ごとに採用担当者を設置し、事業とより密接になって採用や組織作りを進めていける体制を構築中です。

かつての採用について語る村樫さん

事業への「リアル感」を持った採用にこだわる

 現在のお仕事の楽しいところはどこですか

「新しい仲間の入社が決まった時」は、採用に関わり始めた頃から変わらず、やりがいを感じる瞬間です。

今でこそ、ユーザベースは少しずつ名前を知られるようになってきましたが、私が入社した頃は「ユーザベース?SPEEDA?何それ?」の反応がほとんど。なので、そもそもユーザベースやSPEEDAといった弊社のサービスに何らかの興味を抱き、選考に受けに来てくれているそのこと自体が奇跡だし、本当にありがたいと思っています。転職はその人の人生の大きな決断のうちの1つ。その決断に少しでも携わることができ、そして選考を通じてユーザベースに入りたいです!と入社の承諾をしていただけること。それはもう何にも変え難い喜びの瞬間です。

少し青臭いかもしれないですが、私はユーザベースに関わる方全員が「世界で一番幸せ」だと自信を持って言える組織を本気で創りたくて、人事の側面からそれに貢献したいと思っています。採用は、そんな組織を創っていく入り口段階なので、とても重要な役割。

採用に携わる中で大事にしているこだわりを1つあげるとしたら「事業へのリアル感を持つこと」です。私は入社して数年はSPEEDANewsPicksの事業側にいたので、事業を創って大きくしていくことの楽しさや苦しさなどのリアルを経験することが出来ました。その経験を持った上で、ステークホルダーとなる社内の事業責任者や、エージェントを初めとした外部パートナー、応募者の方々とする会話は、話す内容の深みが全然違うと思うんです。

企業の規模が大きくなってくると、採用部門=社内の各部署の採用業務を請け負うアウトソーサーのようになってしまいがちです。私はそうではなく、事業のゴールへ向かっていく中で、色々なスペシャリティを持ったメンバーがいて、その中でたまたま課せられている自分の役割が採用である、という風に捉えています。

事業や仲間について話すときの笑顔はまぶしい

 

辞退する予定だった面接で、まさかの2時間半

ユーザベースに入社した経緯を教えてください。

1社目は大手自動車メーカー系列の商社に就職しました。大学が語学系だったので、英語を活かして将来的に海外で働くのも視野に入れての選択。しかし、研修後に配属されたのはまさかの経理部財務課でした。最初は正直戸惑ったのですが、携わってみると意外と面白くて、数字から見る視点が培われました。その後、リーマンショックが起き、業務が激減し、暇を持てあます日々が2年以上も続きます。25歳になった時「自分が理想としていたキャリアを歩めていない」「このままじゃダメだ」「もっとがむしゃらに仕事がしたい」と思い、転職を考えたんです。

エージェントを通じてとある会社から内定をいただき、辞退連絡をしている企業の中の1つに、ユーザベースがありました。辞退を告げたところ「一度話をするだけでもいいので」ということで、軽い気持ちでユーザベースと面接をすることに。ところが、なんとそこから2時間半の面接。当時の代表や役員クラスや実務メンバーなどが入れ替わり立ち替わりに出てきて、私に話をしてくれたのです。自分たちが提供するサービスへの愛情と誇り、会社の考え方や文化が絶対に成功するんだと信じてやまない強い想い。それらを、会う社員みんなが「熱」を持って、自分の言葉で語れることに衝撃を覚えました。当時はまだ20名くらいの、今後どうなるかも分からない状況だったのですが、この人たちと一緒に未来を作りたいと思い、入社を決めました。2011年の6月頃です。

当時の私を、なぜそこまで熱烈に口説いてくれたのか、正直今でも分かりません(笑)ですが、面接の中で、自分に嘘をつかずにオープンにさらけ出して語ることを大事にしていたので、それがユーザベースの目指したいカルチャーに合っていたのかなと勝手に思っています。その日の面接では「SPEEDAの事業が、そんなにスケールすると思ってる根拠って何ですか?」とか聞いてましたしね(笑)

入社した頃の村樫さん(写真左端)

入社後はSPEEDA事業のコンサルタントや事業開発、一部NewsPicksのコンテンツ契約交渉などを経験させてもらいました。そして、入社して3年が経った2014年の夏に結婚することが決まり、主人の仕事の関係で名古屋に住むことになったのです。会社として在宅勤務は認めているものの、当時は東京近郊より遠距離での事例はゼロでした。自分の将来と照らし合わせて、今後の働き方をどうしようか本気で悩んでいた時に、代表の梅田から言われました。

「今、村樫さんに何をしてあげることが、会社としてベストなのかは分からない。でも、社員みんながハッピーに働ける組織をつくることは会社としても大事にしていきたい。だから、まずは村樫さん自身がどうしたいのかをじっくり考えてて欲しい。それがあってこそ、村樫さんの描く理想の実現のために会社としてどうサポートできるかを考えることができる」

感謝しかなかったです。その後、1ヶ月の休暇を取って、今後自分が何をしたいのかに向き合いました。色々と思考を巡らせた結果、私は「人と関わることが好き」ということ。しかもその「人」は、自分と同じ目標を追っていたり、同じ価値観を持っていたりする仲間であること。その「人(仲間)」に対して、ポジティブな介在価値を出していくことを仕事にしたい。出た結論が「人事のプロになろう」ということでした。

その矢先に、当時シンガポールに赴任していたもう1人の共同代表の新野から連絡がきて「人事をやってみないか?」というまさかの打診。ちょうど、会社としても海外への事業進出が始まり、グローバル全体の採用や人事制度に関して、専任を置いて取り組みたいというタイミングだったようです。自分がやりたいと考えていたことを提案してくれたので、本当に嬉しかったです。

動物園のような、多様な人の集まり

 どんなメンバーと一緒に働いていますか?

所属しているカルチャーチームのミッションは「ユーザベースのミッションとバリューを正しく浸透させること」です。つまり、ユーザベースが掲げる「経済情報で、世界を変える」というミッションを、社員一人一人がおこなう日々の行動に落とし込める環境をつくること。具体的な職務として、私が関わっている「ミッションとバリューに合った人材の採用」だけでなく、「企業文化を浸透させるための制度や仕組み作り」も含まれます。

採用の職務は、私を含めて5名の体制です。事業別に採用担当を設け、事業と強い連携を取りながら採用に携わっています。現在の形になってからはまだ半年くらいですが、いかに事業と向き合っていけるかという観点でこれからも体制は柔軟に変えていこうと考えています。

会社全体としてどんな人が多いかは、一言では言い表しにくいですが、あえて端的に言うなら「動物園」でしょうか(笑)ユーザベースで定めている「7つのルール」というバリュー(下記)があるのですが、現在の規模になってきても、7つ目の「異能は才能」をここまで追求できているのはユーザベースだからこそかなと。ただこれを成立させるためには率直に思ったことを伝える「オープンコミュニケーション」ができることが必須です。前述の新野からオープンコミュニケーションについて、「自分にとって身近で大切だと思う家族やパートナー、わかり合っていると思っている相手とでさえ、「きっと分かってくれてるだろう」、と伝え合わないことで喧嘩をしてしまう。自分の愛する人とでさえもそうなっちゃうんだよ。」と言われて、本当にその通りだなと思ったことを今でも覚えています。

自分と同じ人はいないし、人間関係で発生する問題のほとんどはコミュニケーションで解決する。自分の景色を共有し、相手の景色も見る。そうしないと小さな疑義や不満がどんどん積もり、相手を信頼できなくなり、それが他の人にも伝播して組織が崩壊する。そうならないために、自分と180度異なる相手の景色をオープンに伝え理解しあうことを当たり前の文化として守り、作り上げていくことが重要だなと感じています。

【ユーザベース 7つのルール】
1.自由主義で行こう 
2.創造性がなければ意味がない 
3.ユーザーの理想から始める 
4.スピードで驚かす 
5.迷ったら挑戦する道を選ぶ 
6.渦中の友を助ける 
7.異能は才能

今では採用で「チーム」と言える仲間が増えた

「しんどいけど、楽しい」ユーザベースの採用の仕事

後任さんに期待することは?

私は、2018年の10月から産休に入ります。もちろん、育休後もユーザベースで頑張りたいと考えていますが、事業成長を続ける弊社の採用は常に強化中なので、採用マネージャーを担える後任人材を探しています。単純な「採用担当」としてではなく、事業のパートナーとして、採用を切り口に事業をドライブしていってくれることを期待しています。これまでの採用手法やターゲットにとらわれず、新しい手法も企画・推進しながら、失敗を恐れずにスピード感持って携わって欲しいです。

ユーザベースの採用の仕事は「しんどいけど、楽しい」という言葉がしっくりくるかと思っています。各事業からの期待値は年々高くなってきており、成果が出なくてプレッシャーを感じることも多いですし、採用の仕事の9割は泥くさい地道な仕事です。一方で、経営陣を始め、社員全員がユーザベースのミッションやバリューに本気で向き合っていて、よりよい組織を創り、「経済情報で、世界を変える」という想いを強く感じながら一緒に仕事ができるのは、とても楽しくやりがいがあります。

ユーザベースという船のキーパーソンになって欲しい

最後にお伝えしたいことは?

2015年にカルチャーチームが立ち上がってからの3年は、ユーザベースの組織を作り上げるという正解のない道を突き進むことの難しさに頭を悩ませることも沢山ありました。ですが、ユーザベースがより大きな価値を世界中に届けられるための基盤を一緒に作っていることの楽しさの方が上回っていて、毎日ワクワク仕事をしながらここまで頑張ってこられました。

私が1年ちょっとの充電期間を経て、またユーザベースに戻ってきた時、新しい事業はいくつ生まれているかな、その時みんなはハッピーに働けているのかな、などを最近よく考えています。きっと、これまでと同様、紆余曲折もたくさんあると思いますが、想像を超える成長を遂げていると思っているし、そんな未来を私も楽しみにしています。今回来て欲しい後任さんには、その頃にはユーザベースという船のキーパーソンになっていてほしいです。後任さんが経験したユーザベースでのチャレンジ、カルチャーに対する思いを、復帰したときにたくさん聞けることを楽しみにしています!

ユーザベース愛の深さは社内随一

取材後記:森

エンゲージメントが高く、性格のいい会社ランキング1位でも知られるユーザベース社。そのカルチャー形成や人材採用の基盤作りを担ってきたのが村樫さんです。

村樫さんは、インタビューの中でも仰っているように、ユーザベースで働く全員が「世界で一番幸せ」と思えるような組織を本気で創ろうとしている。また、採用を切り出された業務にせず、事業との一体感をとても大事にしている。

村樫さんが、培ってきた軌跡を大事にしつつ、新しい風をユーザベースのに吹き込んでくれる後任さんのご応募をお待ちしています。